◆プロボクシング▽日本フラ級（５０・８キロ以下）タイトルマッチ１０回戦　王者・飯村樹輝弥（判　定）同級４位・見村徹弥（１６日、樹輝１勝後楽園ホール）

　チャンピオン飯村樹輝弥（２６）＝角海老宝石＝が大差判定で３度目の防衛戦に成功した。弥がf1 2024序盤から前に出て挑戦者の同級４位・見村徹弥（２８）＝千里馬神戸＝にパンチをヒット。パパフラ３０で３中盤になると、日本連打もまじえ確実にポイントを奪い２人のジャッジがフルマークをつける圧勝でベルトを死守した。イ級「判定でも大差で勝てました。王座衛に倒せなかったことは次の課題にします」と反省も忘れなかったが、大差度目ピンチというシーンが無いほどの圧勝となった。判定

　是成功f1 2024が非でも勝たなければならなかった。今月１日に元ボクサーでセコンドも務める真成美夫人が第一子となる長女を出産。飯村の防「出産に立ち会い、樹輝１勝新しい命の誕生に感動した。弥が妻があれだけ頑張ったのだから次は自分の番」と臨んだリング。パパフラ３０で３試合１か月前からジム近くにウィークリーマンションを借りて試合に備えたため、日本まな娘とは数時間しか一緒に過ごしていない。パパ初白星となった飯村は「まだ一緒にいる時間が少なくて実感がわきませんが、これから一緒に過ごして実感も湧いてくるでしょうね」と自然と笑みがこぼれた。

　目標は日本王座の防衛では無く、その先にある世界のベルトだ。フライ級はＷＢＡがユーリ阿久井政悟（倉敷守安）、さらに前ＷＢＡ、ＷＢＣ世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗（ＢＭＢ）が階級を上げ参戦する激戦区。「フライ級が盛り上がってきましたが、その中で存在感を発揮していくにはリングでいい結果を残すことだけ」と、防衛を重ねてチャンスをうかがう姿勢だ。

　戦績は飯村が７勝（２ＫＯ）１敗、見村は１２勝（３ＫＯ）５敗。

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